“熱帯魚はグッピーに始まり、グッピーに終わる”といわれほどの熱帯魚の代表的種。
現在でも世界中でさまざまな品種が作出され、優雅で美しいヒレを楽しむことができる種です。
基本的には改良品種のため飼育、繁殖が容易で、熱帯魚飼育の基本を学ぶには最もふさわしい種でしょう。
初めて飼う方にも分かりやすく器具なども含めてご紹介いたします。

第2次グッピーブームの発端になった品種で、その名の通り青い尾ビレが美しい人気の品種です。1984年に日本で作出され、発表された当時は非常に高価な品種でしたが現在では非常に流通の多い品種になっています。
1960年代後 半〜1970年前半にかけて、当時の西ドイツで作出されたといわれる品種です。古くから人気を集め、もっとも完成された血統をもち、さまざまな改良品種が 作出されました。腰元から尾ビレ付け根に入るタキシード模様と、イエローから白に発色する尾ビレが良くマッチした美しい品種です。

グッピーの魅力のひとつがその豊富な種類です。
もともと観賞用熱帯魚として日本に輸入されたグッピーは、その後も国内で盛んに品種改良されています。
またアクアリスト単位においても品種改良が行われており、グッピーを飼う楽しみの一つとなっています。

アルビノ種のグッピーです。黒い色素が無く外見は真っ白になります。

胸ビレ、腹ビレ、尻ビレが伸長する種類をさします。その名の通り全身がリボンを付けているように見えます。スワローはリボンに比べると若干尻ビレに切れ目が入りツバメの尻尾のように見えます。

デルタ系以外の、ソードテール、ラウンドテール、ピンテールなどヒレを持つ種類をひとまとめにワイルドフォームと呼びます。海外ではこのタイプが人気があります。

ペーハー/pH病気にさえならなければ、非常に丈夫で水質の悪化や低温にも耐えうる強靭さを持っています。特に国内でブリードされたものは日本の水に慣れているため、導入時の失敗が少ないです。少ないペア数であれば小さな水槽でも十分に飼育できます。

グッピーは極端にpHが低い水を好まず、pHを極端に下げてしまうソイルや、流木などを大量に入れたブラックウォーターでは調子を崩し易いです。また美しく大きな尾ビレを傷つけてしまうと、病気などにつながりやすいのでレイアウトや、混泳させる魚には注意が必要です。大きな尾ビレを持つ品種は泳ぎが速くないので、弱めの水流の方が良いでしょう。

産卵ケースグッピーは“ミリオンフィッシュ”と呼ばれるほど繁殖力が強く、卵胎生のメダカなので卵ではなく稚魚を生みます。オスは尻ビレが細長くなっていて交接器(ゴノポディウム) として機能します。交尾をして1ヶ月程たち、メスのお腹が膨れて尻ビレ付近の黒い斑点が目立ってきたら出産が近いです。初産のときは産仔数が少ないです が、出産の回数を重ねると100匹以上の仔を産みます。大きなメスほど産仔数も多い傾向にあります。1度の交尾でメスは数回子供を生むことができます。

水草セット出産直後や、生まれたばかりの小さな稚魚は、親魚に食べられてしまうことがあります。これを防ぐには産卵ケースを使用したり、水草を多めに植え込んでやる ことが必要です。出産が近くなったメスは動きがせわしくなったり、水槽の下のほうでボーっとしたりといった行動が目立ってきます。普段と違った行動が目に 付くようになったら産卵ケースなどに入れて出産に備えると良いでしょう。

生まれたグッピーの稚魚は細かくした人工飼料もすぐに食べられます。餌の与えすぎによる水質の悪化、少なすぎによる痩せに注意して、少量の餌を1日に数度与えます。1ヶ月程度でオス、メスの区別がつくようになり、3ヶ月以上たった若魚は交尾、出産させることができます。

グッピーと混泳可能な仲間としては、体長が同程度で、中性付近の水質で飼育できる温和な種が適し、小型のコリドラスやオトシンクルスは特に問題なく混泳できます。エビとの 混泳も問題ありませんが、ビーシュリンプやミナミヌマエビなどの稚エビはグッピーにとっては格好の餌となってしまいます。小型のカラシンやコイ、レイン ボーフィッシュとの混泳は水槽に十分な容量があれば不可能ではありませんが、グッピーの子供は他魚に食べられてしまいます。

グッピー同士を混泳させる場合は特に問題がありませんが、尾ビレが大きく泳ぎがゆったりした種と、小さな尾ビレで機敏な種の混泳は向いていません。またRREA種は視力が弱いため、餌の取り合いなどに負けやすいです。RREA種を混泳させる場合はエサを多めに浮かべて育ててください。


仕切り板/産卵箱

ふ化器・ハッチャー

すぐにグッピーが飼える水槽セット

その他水槽単体

スポンジフィルター

フィルター(外部式)

小魚用フード


TFC(4)グッピー