メダカの学校は川のなか♪の童謡で大変なじみ深いメダカ。
比較的飼育も容易なので、今まで観賞魚を飼育されたことがない方でも、とっつき易い観賞魚です。
小さくて弱々しいイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
観賞魚の中でも丈夫な部類に入ります。

水槽を用意して飼育されてもよし、スイレン鉢にスイレンと一緒に飼育されてもよし、様々な飼育スタイルが選択できるのもメダカの利点です。うまく飼育できれば、産卵も楽しめます。

こちらではそんな多様な楽しみ方ができるメダカ飼育について特集します。

メダカの学名はOryzias latupes。Oryziasとはイネ属の学名Oryzaが基になっているので水田とのつながりを強く感じさせてくれる魚です。
メダカは漢字で書くと「目高」です。これは目が体に対して大きいためと目が高い位置にあるためです。
現在は様々な改良品種が存在し、観賞価値が高いものも多くなっており、注目を集めています。また、丈夫なため、飼育も容易です。

最大体長 3cm〜4cm
温度 5〜25℃
水質 中性〜弱アルカリ性


注目の改良品種

丸みをおびた体型がとてもかわいらしいダルマメダカ、上下対称となった体を持つヒカリメダカ、透明感のある白い体色と赤い目が特徴のアルビノメダカなど様々です。

ダルマメダカ

青ヒカリメダカ

白ヒカリメダカ

アルビノメダカ

赤ヒカリメダカ

琥珀ヒカリメダカ
※シーズンによっては販売していない場合がございます。


水草は、メダカの隠れ家や産卵場所になります。また、景観も楽しくなりますし、水質浄化にも役立ちます。メダカの飼育に向く、育成し易い水草を紹介します。メダカ用水草4種セットもオススメです。


ホテイ草


フロート状に膨らんだ葉柄によって水面に浮かび、観賞価値の高い青紫色の花をつけます。根がメダカの産卵床として最適で、メダカの繁殖用としてもよく使用されます。
ホテイ草とメダカのセットもおすすめです。

ウィローモス

活着性をもつコケの仲間で、落ち着いた色合いの複雑な茂みをつくれます。メダカの隠れ家に、産卵場所に最適です。

アナカリス

育成は容易で、生長が早いです。
マツモ

非常に丈夫な草です。育成も簡単です。


メダカの飼育に必要となるものを挙げてみます。


水槽
水槽は大きいサイズの方が飼いやすいです。というのは、大きい水槽は水の量が多いので、水も汚れにくく管理がし易いためです。置き場所などのかね合いで選択して下さい。
器具の選択が面倒な方は、フィルター、ライトなどがセットになったメダカ水槽セットがおすすめです。
プラスチックケースやスイレン鉢などを使用するのもよいでしょう。


底砂
水槽の底に敷く砂利です。メダカが落ち着くとともに、見た目も自然になります。また、砂にろ過バクテリアが定着し、水質浄化に寄与します。角が丸い、粒が細かいタイプが適しています。Spirng Water(湧水の砂)がおすすめです。


フィルター
魚を飼っている水槽では、魚の排泄物や餌の食べ残しなどの影響で水が汚れてきます。この水の汚れをきれいにするのがフィルターです。水槽サイズに応じて様々なタイプのものが用意されています。
お手軽にメダカ飼育を楽しみたいのであれば、投げ込み式のフィルターがよいでしょう(※エアーポンプも必要となります)。水をきれいするだけでなく、エアーの供給も同時に行えます。


ライト
人間にも光が大切なようにメダカの成長にも大切です。ライトを使用して昼夜のリズムをつけてあげて下さい。水草を植えている場合は、水草の生長にも大切になります。



各社からメダカ用の飼料がでていますので、お好みに応じて選択して下さい。


その他
水道水を使う場合は、カルキ抜きをご使用下さい。その他、水質調整剤もおすすめです。
水槽立上げ時は水質が不安定です。バクテリア剤を使用するとよいでしょう。バクテリア剤を使用することで水槽の立上げがスムーズになります。
夏場は保冷器具(冷却ファンなど)、冬場は保温器具(ヒーター)のご使用をおすすめします。
各種のメンテナンス用品もあると便利です。
メダカの産卵時にはシュロ皮が便利です。


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