飲料水業界と大学との共同開発により完成した画期的リングろ材たちを一挙大公開！特徴的なろ材で理想のろ過を体感してみてください。本ページではろ材の使用・設置方法のご提案をさせていただいておりますので、ぜひそちらも合わせてご覧ください！

ろ過に必要なものはまずはフィルター、そしてろ材です。ろ材には、ゴミやフン、残り餌を取り除く（物理ろ過）マットの他にバクテリアを定着させて水を浄化する（生物ろ過）ために必要なリングろ材などがあります。こちらではミネラルを溶出しバクテリアの働きを活性化させる高機能性ろ材ライフをはじめ、表面積拡充を実現したリングプラスなどの多孔質ろ材をご紹介します。お互いを組み合わせて併用することでろ過能力はさらにアップします。是非お試しください。

水の透明度
最初の画像ではなかなか見分けがつかない水の透明度ですが、こちらではその差がかなり如実にでているかと思います。 水槽越しの文字をみると、ライフの水槽の水では濁りが少なくよりはっきりと見えます。

ミネラル成分豊富な天然由来の海洋性粘土と水銀やカドミウムなどの有害物質を完全に除去した安全性の高いホタテパウダーが入った高性能ろ材、ライフ。カルシウムなどのミネラルを溶出するところからエビなどの甲殻類にも絶大な効果を発揮します。焼成時にクルミの殻を最適な割合で混ぜ込むことで表面も非常に多孔質に仕上がっており、バクテリアにとって最適な環境を提供します。エコロジーの観点からも非常に優れたろ材で、ミネラル溶出終了後はライフがもつ保水性を生かし、そのままの状態もしくは砕いて植物用の敷石としてお使いいただけます。

特長
・海洋性粘土で生命体に必要なミネラルを供給。
・安全性の高いホタテパウダーでカルシウムを供給。
・クルミの殻が多孔質な構造を形成します。
・全てが天然素材で安心してお使いいただけます。
・特にエビなどの甲殻類に効果を発揮します。

イオンクロマトグラフ
水中に含まれるカルシウムイオン、マグネシウムイオンなどのイオンの成分を検出する機器をイオンクロマトグラフといい、それを使用して理想のミネラル溶出を実現しました。

優れた多孔性ろ材
あらゆる生物ろ材に勝るとも劣らない多孔性でバクテリアの繁殖を促し、さらに水質維持に効果を発揮します。（下図参照）

エコロジーの観点
多孔質であるがゆえの高い保水性を生かして、使用後は植木鉢の底に撒いて敷石としての二次利用が可能です。

画期的なミネラル供給法
これまでのミネラル供給剤といえば、水中に５～１０時間浸水させてミネラルを供給するもので極めて時間と手間がかかるものでした。このライフの凄さは「浸水」ではなく、「通水」つまり水を通すだけでミネラルを供給できる優位点をもっています。水に触れるだけでミネラルを溶出。お使いのフィルターにセットしていただくだけでミネラル供給と生物ろ過のダブル効果。画期的ろ材を是非お試しください。

２００９年７月下旬に実施した簡易的な比較実験の結果をご報告をさせていただきます。是非ご参考ください。
まず外掛けフィルターをセットした２つの小型水槽を用意しました。 片方のフィルターにはライフを、もう片方には某リングろ材を投入。 実際上の２種類の水槽を見比べて「何が違うの！？」となってしまうかもしれません。 しかしよく見ると様々な箇所に違いが見受けられました。

汚れの分解
外掛けフィルターのストレーナー部分を見てみると、その差がお分かりいただけるかと思います（下図参照）。
ライフの特徴は何と言っても「ミネラル溶出」です。実はこのミネラルが思いもよらない効果を生み出しているのです。バクテリアにとって、フンや残り餌が「ご飯」だとしたら、ミネラルは食欲を増進させる「おかず」のようなもの。つまりミネラルが生体や水草に取り込まれるだけでなく、バクテリアの活性化を加速させ、その結果分解を促進しているということです。この現象は排水部などにもみられ、ライフのバクテリアへの効能が確認できました。

３種のリングろ材を組み合わせることで、より効果的なろ過効果を得ることができます。そのコツとして「ろ材の並び順」をご提案いたします。水の流れに沿って

①ライフマルチ→②ライフ→③リングプラス

の順番で設置しましょう。
ライフマルチが土台として水の流れを作り、ろ過の礎を築きます。
酸素供給も可能にするので、好気性バクテリアの棲家として効果があります。
次にライフがミネラルを溶出、ライフマルチより形状的に小さいのでより迅速に豊富なミネラルを提供できます。
そして最後はリングプラス。表面積拡充を実現したリングろ材がしっかりとバクテリアを定着させます。
三段階のろ材配置で理想のろ過を実現してください。