商品画像で貝と一緒に映っている手で、ある程度大きな貝だとは思っていたけど、予想よりもっと大きい貝だった。
「丈夫」とあるように、確かに丈夫な貝のようで、後出する“面倒事”で、デリケートな生物なら弱ってしまってもおかしくない状況にあっても、水槽に入れればすぐに口を開いて、砂漠迷彩みたいな色合いした外套膜を見せてくれました。
しかし、カーリーが結構ついていて、駆除作業をする羽目に(貝にダメージが及びそうなところは先端を焼いた鉄棒でジュッと、突起部など貝の中身やその他の付着生物への害が及びにくそうなところは「カーリーは消毒だー!」とバーナーで直接火あぶり)。
あんまり長時間、外気にさらしているわけにはいかないので、カーリー一匹焼き殺すたびに、海水に戻しては出しての繰り返し。
貝にはかなりのストレスになったと思う……。
一番、残念なのが、輸送中に水漏れを起こしていたこと。
海水が半分減った状態で届き、一緒に入っていた生体の袋はもちろん、明細書やくるんでいた新聞紙もびしょ濡れ。
貝の突起で袋に穴が開いたのか、中袋が輪ゴム止めだったために、海水が染み出たのかは確認していないけど、やわな生物はこれだけでお☆になっていてもおかしくないだけにちょっと問題あり。
そうしたことにあっても、コヤツはぴんぴんしていた。
餌さえちゃんとしていれば、簡単には死なない貝じゃないかと思えてくる。
本当に貝自体はよかったから、上の面倒事がなかったら5☆だったんだが……。