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今回、例に挙げるのはこちら
当店でも人気のニッソーの60cm水槽セット。水槽と専用フタに、2灯式ライト、上部フィルター、ヒーター、水温計が付いており、熱帯魚を飼うには十分なスペックです。
水槽にフィルター、観賞用のライトとヒーターがセットになっており、底に敷く砂利を買えば熱帯魚を飼うのに必要な器具が一通り揃います。
はじめて熱帯魚を飼うに当たって何を必要か分からないと言う方にもお勧めです。
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水草水槽を目指すのなら、まずお勧めしたいのが上部式フィルターから外部式フィルターへの変更。水草の生長に必須の水中のCO2を逃がしにくい構造、高いろ過能力、水槽の上部が空くことでライトを複数台置けるようになる等、多くのメリットがあります。
根が張りやすく土自体に肥料分が含まれているので、水草を安定して健康に育てることができます。はじめて水草に挑戦される方や、今まで砂利系の底床を使用して上手く行かなかった方にもお勧めです。
水草を本格的に育てるのに避けて通れないのがCO2の添加。CO2を添加するか、しないかで育てられる水草の種類の数に圧倒的な違いが出ます。また、 無くても育つ種類もありますが、そのような種類でも添加すればより元気に丈夫に育てることができます。
CO2の添加をはじめた後は、照明の強化がお勧めです。新しく発売された機種は、1台で2台分の明るさを持つ機種や、消費電力を抑えながら従来機と同等か それ以上の明るさを確保する等、性能面での強化が図られています。2灯式のライトであれば、お手持ちのライトと併用できるので無駄なく使用することができ ます。
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レイアウトはお好みに合わせて作成頂くのがベストですが、初めてで上手く作れるかどうか心配と言う方にお勧めなのが、上の画像のような ヘアーグラス、ヘアーグラスショートを前景に、 ブリクサショートリーフ等のロゼット型の水草をポイントとして使用するレイアウト。
Step 4順を追ってまでアップグレードした水槽であればレイアウトに使用されている草はいずれも育成が可能ですので、こちらをベースに気に入った水草を追加して行く方法もお勧めです。 |
上記4ステップと平行して進めて行きたいのが、各種のお役立ちの生き物や、便利用品の追加。水草水槽は熱帯魚だけの水槽と比べて色々手を加える楽しみがあるのも大きな特徴。必ず欲しいものから、あれば便利なものまでのご紹介です。
水草水槽は多かれ少なかれどうしても多少のコケが発生します。そこでコケを食べてくれる生体を導入することで水槽の美観を保つと共に、メンテナンスの手間 を少なくすることができます。また、エビは種類によっては水槽内で特別なことをしなくても殖えてくれるものもおり、簡単に繁殖が楽しめるのもお勧めのポイ ントです。
水槽にメリハリを与え、本格的なレイアウト水槽を演出するのに欠かせない流木や石などの素材。草を密に植え込むようなレイアウトでも流木や石が多少あるだけで水槽の見た目が大きく違ってきます。
伸びすぎた水草のカットや植え直し等、水槽を維持する上での作業が必要となります。その時にあると便利なのがハサミやピンセット、トレイ等の小物。使いや すい道具を取り揃えることで日々のメンテナンスが楽になり、レイアウトや水草の状態の管理に時間を費やすことが可能になります。
美しい気泡が楽しめるリシアや、流木や石に活着する性質のあるアヌビアス、ミクロソリウム等をレイアウトするのにあると便利なのがリシアネットやビニタイ、結束バンドです。 またコレクション癖のある方は、鉢やポットを使って1種類ごとに植え分けると管理が楽になります。