へんてこカワイイ?!サボテン&多肉植物

サボテンや多肉植物の多くは年間を通して雨の少ない乾燥した厳しい環境に自生しています。特徴的な肉厚な葉や太い茎などは体内に水分を蓄えて極度の乾燥に耐えるための工夫なのです。

但し『サボテンは水やりがいらない』という話を時折耳にしますがそれは誤りです。通常の植物に比べて水やりの回数は少なくてかまいませんが水は少なくても多すぎてもいけません。

また、生育期や休眠期など植物の育成周期によっても水やり方法を変える必要があります。

さて、ここで問題です。サボテンと多肉植物の違いはなんでしょう?
多くの方は『トゲがあるのがサボテン、トゲが無いのが多肉植物』と思われるでしょう。
確かにサボテンといえば硬く鋭いトゲのイメージが強いですが、トゲの有無ではサボテンと多肉植物は区別できません。
どこで区別するかというと『刺座の有無』です。
刺座とはトゲの生え際にある細かい綿毛でサボテンにはありますが多肉植物には見当たりません。
トゲが退化してしまったサボテンにも刺座はきちんと残っています。

多肉植物はサボテンより世界の広い地域に分布しており特に南アフリカやマダガスカルなどに多く自生しています。
分布場所が多いため日本での育て方の目安として以下の生育パターンで考えると良いでしょう。


サボテン・多肉植物の原産地環境の特徴は『湿度が低く乾燥しており日当りが良く水はけの良い場所』という点です。
ですので、管理場所は風通しが良く日当りの良いところが適しています。湿度が高いと根腐れを起こしやすく日照不足だと茎が徒長したり葉の色が悪くなったり、最悪の場合状態を崩して枯れてしまうこともあります。
少なくとも1日3〜4時間は日に当てて下さい。
春〜秋にかけて、特に真夏は長時間の日射により葉焼けを起こしてしまう可能性がありますので寒冷紗(遮光シート)などで光量を調整してください。
室内で管理する場合はよく日の当たる窓辺などに置き、ときどき換気をすると良いでしょう。
尚、強い西日はやはり葉焼けの原因となりますので注意して下さい。
温度はサボテンは通常最低5℃、多肉植物は耐寒性のあるものは同じく5℃程度、耐寒性の無いものは10℃程度の範囲で管理して下さい。

サボテン

鉢の表面の土が乾いたら更に数日待った後鉢底から水が流れ出る位たっぷり与えて下さい。
春と秋は生育期なので先の方法でOKですが、生育が緩慢な夏と休眠する冬は注意が必要です。
夏は春に比べ水やり頻度を半分に、冬は月に1回程度に控え、凍結の心配がある場合は断水します。

多肉植物

鉢土が乾いてから鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えて下さい。水やりが多すぎると茎が徒長したり根腐れを起こす原因となりますので注意して下さい。
表面が白く粉を吹く種類は水やりで汚れてしまうことがあるので株元に向けて水を与えましょう。
また、生育パターン別に水やりの仕方を変える必要があります。
夏型種は春〜秋は通常の水やりでOKですが、休眠する冬は水やりを控えます。(月1〜2回程度)
春・秋種は夏と冬に生長が鈍るのでその時期は水やりを控えます。(月1回程度)
冬型種は春・秋は通常の水やりでOKですが、休眠期の夏は水やりを控え月に1回軽く湿らすくらい与えて下さい。
又、冬型種でも厳寒期は生長が鈍るので水やりは少し控えめにして下さい。
水をあげる時間帯ですが、夏は暑い日中に与えると群れや葉焼けの原因となりますので夕方頃、冬は冷害を避けるため日中の暖かい時間が良いでしょう。


サボテン&多肉植物の本

サボテンと多肉植物の土

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サボテンと多肉の飾り砂

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