野性味溢れる彼らの生態を観察するなら是非ともレイアウトで飼育してみたいもの。ブリードばかりに目がいきがちな飼育も、レイアウトをすることで彼らの魅力をより味わうことができるでしょう。

せっかくレイアウトをするならプラケースではなく、大型のケージを使うと良いでしょう。爬虫類用のケージは強度やメンテナンス性に優れ、そのままカブトやクワガタに使うことができます。ケージは、通気性、強度、サイズに注意して選び、角や大顎を折ってしまうような部分がなく、脱走の危険がないものを選んでください。
今回使用したのは爬虫類用のガラスケージです。ガラスケージはインテリア性が高い点が魅力的です。

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彼らの生活の中心は森林。レイアウトの中心には流木や登り木を使うのが自然でしょう。

レイアウトの中心となる、流木、登り木等はケージや飼育種にあわせて選ぶ必要があります。

大型のカブトなどは力も強いためしっかりとした土台になるような大型流木、ノコギリクワガタなどの樹上性のあるクワガタの仲間は細い流木を立体的に組むと面白いレイアウトになるでしょう。

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レイアウトの中心となる流木などを配置していきます。テーマや構図を考え、落ち葉などの小物を使用すると良いでしょう。
レイアウトの目的にあわせてマットを使います。
マットは汚れやすいので木のチップ等を使うのも良いでしょう。
レイアウトを引き締め、より自然な演出をするなら色の黒いマットが適しています。

マットを深くすることができれば、レイアウトで産卵を狙うことも不可能ではありません。

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流木や登り木をセットしていきます。大型のカブトムシは力が強いのでしっかりとした、重量のあるものを使うと良いでしょう。
細い流木や枝を使うときはアクリル板で固定したり、マットを深めにしてしっかり安定させる必要があります。

後は落ち葉や植物を使って完成です。植物は小さな観葉植物をポットごと埋めたり、枝などを切り取って挿したりして使います。

日常の管理は霧吹きによる加水と餌やりを忘れずに行います。ガラスに付着したマットや排泄物も、まめにふき取ることでレイアウトを綺麗に保つことができます。
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