ベルツノ・クランウェルをそれぞれ複数飼育しています。ずっと「パック〇〇・・・」「ベルツノのエ〇」でしたが、こちらはホムセンでも売られていることが多いですし、たまにはと買ってみました。「食べるかどうか」でいいますと（ウチの子たちについては）普通に食べてくれます。臭いがキツイせいかそれにつられて食べる子もいるようで「同じ練り餌続きで拒食された場合」はいいかもです。しかしとにかく適当な柔らかさにしにくいです。袋に「水に入れて（かけて？）１～２秒」と書かれていますが本当にあっと言う間に柔らかくなります。１～２匹で小型の子なら「コツをつかめば」楽なのかもしれません。ただ複数飼育している場合（特に大型の子を数匹など）は一粒一粒を微妙な柔らかさにして与えなければならず面倒でした。ちょこっと水につけてピンセットでつまむと「まだ固い」。表示通りですと「柔らかすぎ」。２粒与えるため、２つを水皿に入れると「どちらも中途半端な固さ」になってしまします。某有名動画サイトで、この粒に霧吹きで水気を加えてあげているシーンがあって「なぜ面倒に霧吹きで水気を？粒を皿の水に入れればいいのに。」と思っていましたが理由がわかりました。１～２秒とか時間の問題ではないです。水は瞬時に吸いますから「一粒に水滴１」「霧吹きで２回シュッと」など「加える水の量」を記載した方が親切ですね。そして致命的なのは「少し水気を含むとコナゴナ（粉状）になる」こと。ピンセットで抓めばすぐバラバラに、刺して与えようとしても（粘り気の少ない粉状ですので）刺さらず壊れます。他の粉系（少し練って丸める必要はアリ）の餌でしたら、そもそも成分的に粘り気がある上に粉を練る時に適度な水を与えられますからばらけたエサで床材を汚さず餌をあげられます。さらに「我慢できなかった」のは、運悪くバラケたりツノガエルの突進で落ちたりしたムダ餌が「異様に臭い」のです。ほんの少し床に落としただけで「つーんとした腐肉臭（？）」がケージに広がります。練り餌系でしたら、落ちた無駄エサをつまんで捨てることも（ある程度は）できます。しかしこちらは粘り気が少ない粉状餌。床についたら粉になってとれません。お手軽さは感じますが、コスパも清潔さや与えやすさを考えると、有名所の練り餌系の餌の方がいいかもと思いました。