ベタの鰭にピンホールが出来たり塞がったりを繰り返すので飼育水を酸性に保つ事にしました。
思い起こせば、同じ時期に購入した3匹のベタですが、1匹だけピンホールが出来ないばかりか、その子の飼育水は劣化が遅く藍藻や苔も殆ど生えません。
そのベタは、やしゃぶしの実で作ったブラックウォーターに入って送られて来ました。
購入店で聞いてみると「やしゃぶしの実」のブラックウォーターが最も抗菌力に優れていてベタには一番良いそうです。
試しにやしゃぶしの実のB品を注文しましたが大きさが不揃いな以外は欠けた所も無く綺麗な実です。
消毒を兼ね熱湯をやしゃぶしの実に注ぐと直に濃い珈琲色の液体に成りました。
虫らしきものも無く沈殿物やゴミもありません。
熱湯消毒済みのやしゃぶしの実を45cm水槽と30cm水槽にそれぞれ投入。
飼育水はみるみる綺麗な琥珀色に染まり小さな実なのに意外な程どんどん染まって行きます。
これは確かに1個で2度3度とブラックウォーターを抽出可能かもしれません。
今迄、飼育水は透明が良いと思ってましたが、琥珀色の飼育水は雰囲気が有り野性味を帯びたエキゾチックな印象です。
アクアリウムコンテストで好んでブラックウォーターを用いた展示をする人が居るのも頷けます。
なんとなくベタ達の様子がゆったり落着いた気がします。
ピンホールも徐々に塞がり始めました。