カキツバタは北海道から九州、朝鮮・中国・シベリアに分布する多年生の草本。湿原の周辺や池沼に生育しています。
春の終わり頃に濃紫色の花を咲かせ、この花の汁で布を染めたので「書き付け花」と呼ばれていたものが、カキツバタになまったといわれています。
花が美しいので栽培されることも多いですが、残念ながら1つの花は1日しか咲かず、翌日にはしぼんでしまいます。
現在では各地で群生地が天然記念物などに指定され、保護されています。

花期

5月〜6月

特徴

アヤメ科の植物のなかでも特に水辺に適した種類であり、睡蓮鉢での育成も十分に可能です。
ハスやスイレンにも劣らない存在感の花を持ち、ビオトープ、睡蓮鉢を彩る魅力的な美種が数多く存在します。
古典園芸種だからといって気負う必要は全くなく、育成も品種ごとの違いはあるものの、容易な種が多く気軽に楽しむことができます。
花期は5月から6月にかけての初夏で、季節順にカキツバタ、スイレン、ハスの順に花を楽しむのも一興です。
冬季は地下茎のみで越冬するので、スイレンやハスと同様に水を切らさないように管理してください。
また、同属のアヤメや花菖蒲、ジャーマンアイリスはカキツバタほどに水を好まないので混同に注意してください。

必要な器サイズ

最低直径15cm以上、深さ15cm以上の水鉢

管理方法

鉢植えの場合は、鉢のまま水につけ株元が必ず水に浸かるようにします。直接植え込む場合には、浅めの水位のところに植え込むなどカキツバタが深く水に沈まないようにします。
用土は、水生植物用のものや赤玉土など特に選ばないので市販のもので問題ありません。
肥料は、3月から9月の育成期間に固形肥料を1株あたり3〜4粒程度を1ヶ月毎に与えます。

花菖蒲は、江戸時中頃から日本各地の野山に自生するノハナショウブの変わり咲きを元に改良発達してきた日本伝統の園芸植物です。
園芸植物の中でも特に品種数が多く存在し、現存する品種だけでも2000品種が存在すると考えられています。
江戸時代には、武士や、庶民の間で盛んに栽培され、江戸時代後期には、熊本や、伊勢松坂に伝えられ、それぞれの地域で品種改良が行われ、様々な品種が作り出されてきました。
また、明治時代になると、海外にも伝えられ改良されてきました。

花期

5月下旬〜6月下旬(品種により開花時期には差があります)

管理方法

置き場所
半日以上日の良く当たる場所に置きます。耐寒性のある植物なので、冬場も屋外で越冬可能です。冬場については、地上部は枯れますが来年度また新芽が出てきます。
水管理
鉢植えの場合受け皿に水を張るなどして腰水で管理します。
庭植えの場合、5月から7月の葉が伸びる時期には常に水分があるようにし、株が乾燥しないようにします。それ以外の季節については、乾燥してきたら水を遣る程度で育成できます。
肥料
特に選ばないので、園芸用に用いられる固形肥料等であれば問題ありません。3月〜4月は、少量置き肥し、7月から、9月にかけては、春先よりは多少多めに置き肥します。

株分け、植替え

開花後か秋口に行うのが適しています。
ポット植えになっているものを植え替える場合には、開花前、開花後でも問題なく、根鉢になっている場合には、多少根をほぐしてから、7号〜8号程度の鉢に植え替えるかもしくは、地植えにして下さい。
鉢植えの場合には、毎年植え替えた方が生育もよく花も良いものを咲かせることができます。
地植えの場合には、2年〜3年ごとに植え替えをしていけば問題ありません。
花菖蒲は、カキツバタとは違い常に株が水の中に使ってしまっている状態では、状態を崩してしまう恐れがあります。
そのため、ビオトープ等に用いる場合には、水際の陸地部分に植栽します。

花菖蒲とカキツバタの見分け方

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