誕生からたった数年で、アクアリウム界を席巻した小さなエビ。

鮮やかな赤と白のコントラストはアクアリストを魅了してやまない存在です.

水槽の中で美しく輝く彼らの姿を、味わってみてはいかがでしょうか?


  →ビーシュリンプ販売ページ


ビーシュリンプって何?ただの小さなエビではない彼らを簡単に紹介します。


良く知られるヤマトヌマエビなどよりも、さらに小型の可愛らしいヌマエビです。


ヤマトヌマエビと違い水槽内で繁殖することができるのが大きな魅力です。



特に白いバンドに注目し、ブリードを楽しむだけでなく、自らの手で高いグレードを作出することが飼育の醍醐味といえるでしょう。









原種は香港に生息し、日本でも20年ほど前から流通が見られました。

現在知られるレッドビーシュリンプは平成6年頃、日本で個人の方が赤い突然変異個体を固定したものといわれています。

最初は赤い体色と透明なバンドを持つ程度の色彩でしたが、現在ではほぼ全身が白くなる個体まで作出されています。






熱帯魚や他のエビと同様に十分なろ過と安定した水質を用意することが大切です。pH6.0〜6.8程度、硬度は0よりは少しあるほうが良く、ソイル系の底砂を用いることで飼育は容易になります。

エサは何でも良く食べ、水槽内のコケや水草の傷んだ部分も好物です。

エビは低水温には強いのですが、夏場の高水温、酸欠に弱いです。また、エビは魚病薬や水草の農薬などの薬品にも弱いので注意が必要です。






サイズの近い同程度のエビであれば混泳は可能ですが、やや大きくなるヤマトヌマエビは避けた方が良いでしょう。

交雑の危険性がないチェリーレッドシュリンプインドグリーンシュリンプ等が特にオススメです。

魚との混泳は基本的に向かず、魚に捕食されてしまう危険性があります。例外として非常に口の小さな小型魚や、オトシンクルス貝類は混泳可能です。




初めてビーシュリンプに挑戦するために必要な飼育用品についての説明です。

ビーシュリンプの飼育はいくつかのポイントを押さえれば熱帯魚の飼育とほとんど同様の方法で可能です。サイズの小さいビーシュリンプは小型水槽でも十分に楽しむことができます。そしてビーシュリンプの飼育において最大の楽しみはブリードと、高いグレードの作出にあるといえるでしょう。
ビーシュリンプ専用のアイテムも数多くリリースされ、これらのアイテムを利用することで、よりビーシュリンプを楽しむことができます。ここではビーシュリンプの飼育に欠かせないアイテムを紹介します。
小さなビーシュリンプは小型水槽から十分に楽しめます。前面を傾斜させたタイプの水槽や、背の低い水槽を使用することで、ビーシュリンプをより観賞しやすくなります。
アンモニア、亜硝酸塩に弱く、大食漢で糞の多いビーシュリンプには強力なフィルターは欠かせません。
外部式、底面式を組み合せたりしてろ過能力を高めると良いでしょう。また稚エビの保護に、吸いこみ口にはストレーナー用スポンジ等の装着が必須です。
ビーシュリンプは水質の急変には弱いため、安定した水質を維持しやすい、ソイル系の底砂が良いでしょう。また色の濃い底砂を選べば、ビーシュリンプの鮮やかな色彩が強調され、レイアウトではグッとしまった印象にすることができます。水草とシュリンプの土はこれらを満たすソイルとして特にオススメです。ただしセット初期のソイルでの飼育は厳禁です。

糞の多いビーシュリンプではまめな底砂掃除が必要で、プロホースなどを使って定期的に底砂の清掃を行なうと良いでしょう。


基本的に雑食性であるビーシュリンプは熱帯魚のエサや水槽内のコケ、水草の傷んだ部分をエサとして飼育が可能です。しかしビーシュリンプの色揚げや、ブリードには専用のエサをしっかり与えて、きちんとした栄養を与える必要があります。

各専用飼料は嗜好性も高く、エビが群がって団子状になる様子を見ることができます。無農薬の冷凍ほうれん草もビーシュリンプに人気のご馳走です。
美しいエビには美しいレイアウト。水草の緑に紅白のビーシュリンプは非常に映えて観賞価値も一気に高まります。稚エビの隠れ家、エサとして特に相性が良いモス類や、底砂の清掃時に移動が容易な流木付のシダ類はビーシュリンプとの相性もバッチリです。また、シェルターにモスを活着させたシュリンプ用の水草もオススメです。

エビは水草に付着した農薬に非常に弱いので、水槽に導入する前にしっかり洗う必要があります。
当店で販売している水草のほとんどは農薬をしっかり流出させているので安心して水槽に導入できます。
水温は22℃〜26℃が適温で、夏場の高水温に弱いビーシュリンプは、温度の上がり過ぎに注意が必要です。水槽用ファンによりある程度の水温の上昇を抑えることができますが、夏本番には役不足の場合も。そんなときは、高価ではあっても水槽用クーラーの導入が効果的です。
ビーシュリンプをより鮮やかにしたり、より沢山殖やすのに効果的な各種添加剤や、選別用のネットはエビ飼育には欠かせないアイテムといえるでしょう。
各種ミネラルは脱皮不全を防ぎ、白いバンドをより鮮やかにする効果があります。当店ではより高いグレードの作出のために一役買ってくれるアイテムや、日々の管理を容易にしてくれるアイテムを各種取り揃えています。