熱帯性スイレン

こだわりの自社生産
熱帯性スイレンは青や紫など温帯性スイレンにはない、熱帯植物らしいトロピカルな色の花が咲くことで人気です。
温帯性に比べて花上がりがよく、4〜10回も花を咲かせます。開花期間が長いことも魅力的です。
花は水面から10数cm立ち上がって咲くのが特徴的で、甘い香りの漂う種類が多くあります。
また、夜間に花が開く夜咲種等、バリエーションが豊富にあります。
日本ではまだあまり盛んではありませんが、温帯性スイレンと同じく、欧米や東南アジアなどでは育種家の手により盛んに品種改良が行われており、毎年新たな素晴らしい品種が作出されています。
華やかな花が咲く品種が多いこともあり、バラなどと同じように園芸的にもステータスが高くコレクターも世界中にいます。
一見、育てるのは難しそうな印象のある熱帯性スイレンですが、基本的なコツさえ知っていればとても簡単に育てることができます。
ちょっとしたコツを知って、お庭やベランダで夏らしい色と香りのビオトープを楽しみましょう。

おすすめの熱帯性スイレン

熱帯性スイレン(白)
クリスタル

小型種でピンポン玉よりも少し大きい花が咲く。

熱帯性スイレン(青)
ブルー スパイダー

ブルーからパープル寄りの鮮やかな色の花を咲かせます 。

熱帯性スイレン(桃)
プロイデン

赤紫がかったピンク系の花弁の花が印象的なムカゴ種です。花上げが良く丈夫で、初めての方にもオススメ。

熱帯性スイレン(青)
ドーベン

小型で大変丈夫な品種で、初心者の方にも育てやすいおすすめの品種です。葉に子株をつけるムカゴ種です。

熱帯性スイレンのオススメポイント

鮮やかな色と豊かな香り

熱帯性スイレンは青、紫、ピンク、白などの色鮮やかな花が咲きます。
主に赤、白、黄色の花が咲く温帯性スイレンと違って、南国の雰囲気が漂う熱帯植物らしい色合いで、夏向け花として楽しめます。
花の種類によって異なりますが、豊かな甘い香りをもつ花が多く、目からも鼻からも熱帯性スイレンの魅力を充分に楽しめます。

小さめの鉢でも楽しめる

熱帯性スイレンは植えつけた容器の大きさに応じて、生長する大きさが変わります。
植え付け容器のサイズによって、スイレンの株の大きさをコントロールすることも可能です。
大きな植え付け容器で育てた場合は株も大きく育ち、小さめ植え付け容器なら株も小さくなり小仕立てにできます。
収容する水鉢のサイズとしては、小型品種で最低で直径30cm以上、深さ20cm以上のものが必要になりますが、お庭やベランダでも手軽に美しいお花を楽しむことができます。当店の熱帯性スイレンは、そのまま水に沈めるだけで楽しめるように全て鉢植えされています。

熱帯性スイレンをもっと近くで見る!写真集

温帯性スイレンとはまた違う表情をもつ、熱帯性スイレンの美しさを高画質画像で体験してみてください!

熱帯性スイレンの育て方

・設置

熱帯性スイレンは水温20℃前後になると生育を開始し、水温が低くなると休眠して活動が止まります。
また生育期間中は、なるべく長時間日に当てた方が成長と花上がりが良くなります。
温帯性スイレンほど日照時間にうるさくありませんが、睡蓮鉢などの栽培容器の設置場所は、日中、最低でも半日程度は日光が当たる場所に置いてください。
チャームで発送している熱帯性スイレンは12cmの硬質ポットに植えて一定期間栽培されたものを発送していますので、睡蓮鉢の真ん中に置き、水を溜めていただくだけでも栽培できます。
水位は一部の原種を除き(※注)水面が芽の上、5〜30cmになるように保ち、蒸発して水が減ってきたら、水を足してください。
※注)N.gigantiaなど一部の原種は水深を50cm前後取らないと休眠する事があります。

・植え方

植え替える場合の植え方は温帯性スイレンとほぼ同じです。
こちらのページを参考にして植えてください。
生育シーズン中、ポット入りの株を植え替える場合は、根を処理せず、根を傷めないよう軽くほぐして植えつけても大丈夫です。
また、横に伸びる温帯性スイレンの根茎とは違い熱帯性スイレンの根茎は球根状になる為、植え付け場所、または植え付け容器の中心に植えていただいて大丈夫です。
植木鉢などに植え付けてから水鉢に沈めておくのが一般的で、株の大きさをコントロールしたり、後の越冬管理などが楽になります。植え付け鉢のサイズは4〜6号程度が目安です。

・追肥(肥料)と鉢上げ

スイレンを植えた時に肥料を埋め込みますが、6〜9月頃までは熱帯性スイレンが最も大きく生長し、肥料の消費も多いので、毎月1回程度 ビオトープの固形栄養素などを鉢の端に施しましょう。
量が多すぎたり、球根の付近に追肥すると、肥当たりを起こす場合があるので注意してください。
日当たりのよい場所で、肥料を十分与えてあげれば、複数の花が同時に開花する場合もあります。
スイレンは晩秋から早春にかけて冬場は休眠しますので、それまでに肥料を消費しきるように調整してください。
根が詰まってきて元気がないようなら、1〜2まわり大きな植え付け鉢に鉢上げをおすすめします。

・トリミング

熱帯性スイレンは生長が早く、葉が茂り株元に光が当たらなくなってくると、花つきが悪くなります。
葉が混み合ってきたら古い葉を付け根から適度に摘み取って、株元に光が当たるようにトリミングしてください。
また、咲き終わった花も株元から摘み取って、他の花に栄養が行くようにしましょう。

・越冬

品種や栽培状況により異なりますが、寒くなる11〜12月には休眠状態に入ります。
比較的新しい葉が株元から溶けてしまったり、葉が枯れたりしたら、休眠状態になっていると考えられます。
越冬方法は水鉢ごと屋内に取り込むか、鉢植えにして沈めてある場合はバケツ等に水をはり、その中に休眠したスイレンを植え付けた鉢のまま沈め、5℃〜15℃の水温に安定して保てる室内で保管してください。

・植え替え

屋内で越冬後、4月中旬頃暖かくなってくると、越冬した球根の芽元から小さな芽がでてきます。
新芽が充分動き出したら球根を掘り起こし、新しい土に植えなおしてスイレン鉢に沈めてください。
植え替えは概ねの地域で5〜6月頃に毎年行います。

・ムカゴ種(スイレンの繁殖)

熱帯性スイレンにはムカゴ種というものがあります。
熱帯性スイレンの繁殖は一般的に子株の株分けや分球で行いますが、ムカゴ種は葉の付け根に子株が生じる品種で、そこから多数の株を育てることができます。
ムカゴはミクランサという原種から引き継いだもので、品種によってはムカゴをつけづらいものもあり、栽培条件などによっても形成できない場合があります。
一般的に非ムカゴ種に比べてやや耐寒性が高いのも特徴です。

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