鈴虫特集 | チャーム

すずむし特集

鈴虫は、その涼しい音色で夏から秋の風物詩として古くから愛されています。
北海道や沖縄などを除く日本全国に生息しており、草むらなどの陰になっている場所に潜み、夜になると鳴き始めます。
黒く小さな体に白く長い触角とおおきな上翅を持ち、この翅に通ったやすり上の脈をこすり合わせることで音色を奏でています。羽化したての頃は4枚の翅を持っており、鳴き声を良くするために自ら後翅を切り落とすという変わった習性を持っています。
鈴虫は平安時代から愛されてきましたが、現在でも愛好家が多く、鳴き声を楽しむための籠には美術的価値の高いとても美しいものも存在します。環境が合えば飼育・繁殖共に容易で、鳴き虫の入門種といえる種類です。

鈴虫の音色

飼育

鈴虫の飼育は非常に簡単で、30cm以上の水槽やプラケースに鈴虫専用のマットや赤玉土を敷いて霧吹きをし、餌に鈴虫用の人工飼料と水分を与えるだけで飼育が出来ます。
水をそのまま置くとカビの原因になりますので、昆虫用のゼリーやゲルを餌とは別の皿にのせて与えましょう。

繁殖

鈴虫は夏の終わりごろから繁殖シーズンに入ります。
メスの鈴虫には産卵管があるため、オスメスの区別は容易です。産卵準備の整ったメスは産卵管を底床に差し込み、産卵を開始します。
卵は2ヶ月ほどかけて成長し、ある程度成長すると冬の間乾燥や低温に耐えるため硬い殻が形成されます。その後温度や湿度が適切な状態になると再び成長をはじめフ化します。
25度を越えるとフ化が始まることが多いようです。幼体は乾燥や餌切れに注意して飼育しましょう。

鈴虫の飼育に必要な用品盛りだくさん!

鈴虫飼育には水槽はもちろんお手頃価格のプラケースもおすすめしております。鈴虫も予め含まれている飼育セットも現在大変な人気を博しており、イチオシの商品です。
鈴虫を飼うのはとても簡単!ぜひ鈴虫が奏でる素敵なハーモニーを心行くまでご堪能ください!