犬や猫が出すおしっこの代わりに、魚は毒性が高く病気や死の原因となる「アンモニア」を排せつします。アンモニアは無色透明で水に溶けてしまうため「水槽の水はきれいなのに、魚が死んでしまう」といった事態になることも…!そのため、魚を飼育する際には、アンモニア対策が必要不可欠となります。
アンモニア対策として「日々の魚から出るアンモニア量」と「バクテリアが分解できる量」のバランスを保つ必要があります。それが保てた状態を「立ち上がった水」といいます。バクテリアの量が不足するとアンモニアが徐々に蓄積していき、危険な状態になってしまうのでバクテリアを追加しましょう。
アクアリウムで失敗しないコツは2種類のバクテリアを使いこなすこと。アンモニアを分解する硝化バクテリアのSUPER BICOM78と、有機物を分解して白濁を防ぐSUPER BICOM21PD。これらをうまく使いこなすことで、目に見える汚れも目に見えない汚れにも対応ができて、水槽環境をきれいな状態に保てるのです。
バクテリアがろ過材に定着するまでに約1カ月かかるため、その間に水換えやフィルターの交換をしてしまうとバクテリアは水槽の外へ出て行ってしまいます。バクテリアをくっ付けて逃がさない吸着材、バフィシリーズを使うことで、バクテリアの減少を防ぐことができ、水質が早期に安定します。