よくある質問

淡水FAQ

淡水生体一般

熱帯魚の飼育にはヒーターが必要ですか?

必要です。幅広い水温に適応する種もいますが、大部分の種は20℃以下の水温では飼育できません。冬季には必ずヒーターを使用してください。 26℃程度の水温であれば大部分の種は飼育可能ですので、初心者の方は温度固定式のオートヒーターがお薦めです。

生体を購入したのですが、水合わせはどのように行えば良いでしょうか?

お客様の元へ無事に生体が届いたら、必ず水合わせを行ってください。すぐに生体を水槽に入れて、水温や水質に大きな差があると生体に大きなダメージになってしまいます。
水合わせについて、詳しくは「水合わせ&トリートメント方法」を参考にしてください。

チャームではトリートメントを行っていますか?購入した魚はトリートメントを行った方が良いでしょうか?

当店では入荷後、最低でも5日~7日程度トリートメントを行った後、当店のホームページにて購入可能になります。状態の良い個体から出荷しておりますが、輸送中のダメージや、キャリアになっている病気の種類、病気や寄生虫の潜伏期間によっては完全に病気を防ぐことはできません。また、お客様の水槽への導入時には水質が大きく変わるため、入念に水合わせをしても何らかの病気を発症する可能性があります。
お客様の元へ元気に届いた生体であっても、トリートメントタンクをご用意していただき、本水槽に入れるまで一度様子を見てください。また、混泳の際のトリートメントは観賞魚の飼育の基本です。必ずトリートメントを実施し、混泳は全て自己責任にて行ってください。

※水槽導入後や水合わせ中の死亡、混泳による同居魚への被害、また、いかなる理由においても、すでに飼育している生体への被害については、一切保証はいたしかねます。あらかじめご了承ください。

○○が欲しいのですが、入荷しないのでしょうか?

生物ですので、輸入されても状態が悪い、あまりにも品質が落ちる場合は販売を行っていません。また、国内外問わず、ワイルド個体はシーズンにより採集できない、禁漁期が設けられる場合があります。当店でも、お客様のご要望にお応えすべく、販売できるよう最大限努めてまいります。

生体の袋に入っている茶色いものはなんですか?

アンモニア吸着剤です。より良い状態でお届けするため、輸送時に生体のふん等から出るアンモニアを吸着させてアンモニア中毒を予防しています。もちろん生体には無害です。飲み込んで喉を詰まらせる生体や、吸着剤の下敷きになるとスレてしまう小さな生体、アンモニア中毒を起こしづらい生体には入れない場合もあります。アンモニアの吸着剤の販売も行っています。

なんでよく価格が変わるのですか?

生物ですので、現地での採集量やシーズン、輸入状態によって価格が変動します。たくさん採集されれば価格が下がり、少数しか採集できないと価格が上がります。シーズン初めとシーズン終わりには需要が増えるため、値段が上がりやすくなります。輸送する際に南米からドイツやアメリカを経由する、またはシンガポールを経由して輸入するといった輸入経路で値段が変わる場合もあります。ブリード個体でも生産量が多いもの、少ないもの、生産国によって価格が変わる場合があります。その他、為替レートや紛争などの国際情勢によっても価格が変動します。何卒ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

商品画像の魚に比べると色が薄いのですが?(商品到着直後)

到着直後の魚やエビは、周りの環境に合わせて色が抜けて見えます。水槽に導入後、状態が落ち着くと本来の色彩を発揮します。

商品画像の魚に比べると色が薄いのですが?(水槽導入後、小型魚編)

赤い発色を持つカラシンの仲間、ラスボラ、バルブなどのコイの仲間は、じっくり飼い込んでこそ本来の色彩を発揮します。一般に弱酸性の軟水を好む種が多いので、適切な水質で大切に飼育してください。

商品画像の魚に比べると色が薄いのですが?(水槽導入後、ワイルドベタ、リコリス編)

ワイルドベタやリコリスグラミーの多くが、ただの茶色の魚に見えることが多く、本来の美しさを味わうのが難しい種といえます。1弱酸性の水質でじっくり飼う、2身を隠しテリトリーになる場所(流木など)を作る、3照明を暗くするの3点がポイントです。ブラックウォーターで飼育すれば水質も調整しやすく、水槽も暗くなって簡単に本来の発色を味わうことができます。裏技として、同種のオスかメスのどちらかを一緒の水槽に入れれば婚姻色、もしくはけんか前の最大の発色を見ることもできます。ただし、けんかでボロボロにならないように自己責任でお願いいたします。

商品画像の魚に比べると色が薄いのですが?(水槽導入後、アピスト、シクリッド編)

アピスト、シクリッドの仲間は飼い込みによる発色だけでなく、婚姻色の出具合、与えている餌の種類によって発色の度合いが異なります。特に、アピストではブラインシュリンプ、中型シクリッドではエビを与えることで赤い発色を強くすることができます。また、発情したオスは、頬部や体側にギラギラと青い発色を見せるようになります。アフリカンシクリッドも、一番強いオスほど青く発色します。この美しい個体に仕上げることも本グループの飼育の醍醐味といえます。

商品画像の魚に比べると色が薄いのですが?(水槽導入後、エビ編)

エビは環境に合わせてある程度体色を変えるだけでなく、餌も非常に大きく影響しています。植物質を多く含む餌を与えると赤味が強く、種類によっては茶色っぽくなっていきます。一方で、底砂が暗い色彩だと茶色っぽくなりやすく、明るい底砂だと青味が強くなりやすいです。また、ビーシュリンプではミネラル分が少ないと白いバンドが薄くなってしまいます。

魚の横縞、縦縞って呼び方は反対じゃないですか?

生物の模様は、頭から尾にかけて入る縞模様を縦縞といい、頭から尾にかけて垂直に入る縞模様を横縞といいます。一般に横向きに泳ぐ魚は縦と横が反対のように聞こえます。そのため横縞はバンド、縦縞はストライプ、もしくはラインと表現することもあります。

イトメを購入したのですが、どのように保存すればよいですか?

基本的には水温を低くし、酸素が十分に行き渡るようにする、死骸などはまめに取り除き、清潔な水を保つようにしてください。
具体的な保存方法は下記の通りです。

●水道水や井戸水をかけ流しにする。この方法は最も長くイトメを保存できます。
●タッパなどに浅く水を張り、蓋に穴を開けて冷蔵庫に入れる。1日1回、水を替えて清潔に水を保ちます。
●冷暗所に浅めに水を張り、エアーレーションをする。1日1回以上、水を替えて清潔に水を保ちます。

これらの方法で1~2週間程度、保存ができます。

イトメを魚に与えたいのですが、水槽に散らばってしまい底砂に潜ってしまいます。どうしたらよいですか?

底砂に直接触れると底砂内に潜ってしまいます。水槽上層を泳ぐ種に与える場合は専用のハット、ローチやコリドラス等の低層を泳ぐ種に与える場合は小皿を使用してください。

生餌のコオロギを購入したら、白い粉が一緒に入っていました。これは何ですか?

おまけで付属している白い粉ですが、こちらはカキガラの粉末です。魚に与える際にお使いください。

販売しているミミズはどんな種類でしょうか?

当店で販売しているミミズは、釣り餌などで一般的なシマミミズです。
シマミミズは、ルンブロフェブリン、ライセニンといった毒性のある物質を含むといわれています。長期的に本製品だけ与えると有害といわれますが、たまに与える程度であれば特に問題は無いと考えております。
食欲が落ちているときや、人工飼料の食いが悪いときには、ミミズを与えることで食欲を刺激することができます。バラエティ豊かな給餌のための一つの方法として検討してみてください。

底床やフィルターのろ材から透明のミミズ(5mm程度)がたくさん出てきました。魚に悪影響はありますか?

スポンジフィルターのろ材や底床の掃除に出てくる透明のミミズのような生き物はミズミミズと呼ばれている生き物です。数が増えると、水槽のガラス面にも見えるようになります。
このミズミミズ自体は特に魚に悪影響はなく、水質にも影響を与えません。しかし、このミズミミズが発生している水槽は、水が富栄養化し、今後水質が悪化していく可能性が高まっています。ミズミミズはろ材の目詰まり、底砂の汚れの蓄積、餌のやり過ぎにより発生します。底砂の掃除、フィルターの掃除などを行えば減少し、ほとんど目立たなくなります。

水槽のガラス面やフィルターのパイプにイソギンチャクのような物(3~5mm程度)が発生してしまいました。魚に悪影響はありますか。

恐らくヒドラが発生していると思われます。ヒドラはクラゲなどに近い刺胞動物で、触手で微生物を捕食し成長、分裂していきます。
ブラインシュリンプを使用している水槽ではかなりの高確率で発生します。
ふ化したての稚魚や稚エビがいる水槽では、ヒドラに捕食される可能性があり、なるべく早く取り除く必要があります。プラナリアや巻貝駆除用の薬品が一番効果的ですが、水草を枯らし、エビも死んでしまうため、使用できる状況は限られています。一部のグラミーがヒドラを捕食するといわれていますが、完全に駆除することは難しいです。水草や、エビのいる環境では、水槽内の生体を移動し、水槽をフルリセットするのが最善でしょう。

魚の体に白いものが付着している、傷がある、病気なのでしょうか?

寄生虫による病気が考えられます。 体表の傷やひれの損傷は他の魚の攻撃による外傷も考えられますので、その場合は別居させるようにしましょう。詳しくは、「魚の病気と治療薬」を参考にしてください。

どのサイズのエアーポンプを選べばよいですか?

60cm水槽であれば、最大吐出量2500cc/分(※水深25cm:最大1500cc )の能力があれば十分に使用可能です。
エアーポンプの強さは"水槽の水深"、"エアーストーンの目の細かさ"、"分岐の数"に大きく左右されます。使用する機材などに合わせて、より能力の高いエアーポンプを選ぶと間違いがないでしょう。
なお、以下の点に注意してください。
・深い水槽ほど、エアーが弱くなります。
・エアーストーンの目が細かいほど、エアーが弱くなります。
・分岐の数が多いほど、エアーが弱くなります。

ブロワーで何本の水槽にエアーレーションできますか?

風量:100L/分のブロワーであれば、60cm水槽で40本ほどエアレーションできます。
60cm 水槽に必要な吐出量は2500cc/分(2.5L/分)です。
100L÷2.5L=40
"水槽の水深"、"エアーストーンの目の細かさ"、"分岐の数"に大きく左右されますので、使用する機材などに合わせてお選びください。
また、ブロワーはエアーを絞って使用すると、本体が熱を持って耐久性が落ちる場合があります。
無理に大きな容量のブロワーを使用せず、できる限り使用する水槽の本数に合わせてブロワーの容量をお選びください。

熱帯魚に金魚やメダカの餌を与えても良いですか?

熱帯魚には専用の餌を与えてください。
金魚やメダカの餌は脂肪分が少ないものが多く、熱帯魚が痩せやすくなったり、成長が遅くなったりする場合があります。

グッピー

外国産グッピーと国産グッピーは混泳できますか?

混泳はお勧めできません。外国産グッピーやプラティは、1990年代にグッピーエイズと呼ばれる病気が大流行し、現在でもグッピーエイズのキャリアになっています。きちんとトリートメントした後でも、他のグッピーに感染する可能性があります。当店では、病気の感染を防ぐために、国産と外国産のグッピーを別の温室にて管理しております。

国産グッピー同士は混泳できますか?

混泳はお勧めできません。 外国産グッピーのグッピーエイズと同様に、ブリーダーや仕入れ元により異なる病気のキャリアになっている場合があります。混泳させてしまうと、免疫、抗体を持っていない方の品種に病気が感染することがあります。交配などに用いる場合は、しっかり様子を見て入念にトリートメントを済ませた個体同士で行うと良いでしょう。当店でも病気の感染を防ぐため、ブリーダー、品種ごとに完全に独立した水槽に分けて管理を行っております。

ブルーグラスが子供を産んだのですが、赤いひれの子供がいます。偽物だったのでしょうか?

ブルーグラスは不完全優性という遺伝をするため、ひれの赤いレッドグラスが生まれてきます。他にも同じブルー系の品種(ブルーモザイク等)では赤いひれを持つ個体が生まれてくることがあります。
グッピーの遺伝について、詳しくは「グッピーの遺伝基礎講座」を参考にしてください。

RREAってなんですか?

リアルレッドアイアルビノ(Real Red Eye Albino)の略です。グッピーのアルビノ(黒色色素欠乏)には2タイプ知られています。一つはウ色に見えるルチノーなどと呼ばれるタイプと、もう一つが目が赤く見えるRREAと呼ばれるタイプです。両タイプを区別するため、ルチノー(ブドウ眼)を“アルビノ”、目が赤いほうを“RREA”と呼びます。
遺伝について、詳しくは「グッピーの遺伝基礎講座」を参考にしてください。

RREAとノーマル体色のグッピーを交配したら全部ノーマル体色になってしまいました。

これはノーマル体色が優先遺伝する形質に対し、 RREA やゴールデン、ドゥンケルは劣性遺伝するためです。
遺伝について、詳しくは「グッピーの遺伝基礎講座」を参考にしてください。

リボンやスワローはなぜペアではなく、トリオでの販売なのですか?

リボン、スワロータイプのグッピーのオスは生殖機能が著しく弱く、一般に交配には使えません。ノーマルタイプのオスとリボンタイプのメスを交配させることで、生まれてくる子供の半分がリボンタイプになります。スワロータイプは交配した1世代目では1匹もスワローが生まれない場合があります。
交配について、詳しくは「グッピーの遺伝基礎講座」を参考にしてください。

プラティ、モーリー

モーリーやプラティ同士での混泳はできますか?

混泳はお勧めできません。 外国産グッピーやプラティ、モーリーは1990年代にグッピーエイズと呼ばれる病気が大流行し、現在でもグッピーエイズのキャリアになっています。きちんとトリートメントした後でも、他のグッピーやプラティ、モーリーに感染する可能性があります。輸入直後や水質が変わった際に調子を崩しやすいので、病気の予防に塩を60cm水槽で一握りほど入れると良いでしょう。

ミックスプラティにミッキーマウスプラティは入っていますか?

こちらはミックス商品のため、ミッキーマウスプラティが必ず入っているとは限りません。ご了承の上、お買い求めください。

エンゼル、ディスカス

外国産のエンゼルと国産のエンゼルは混泳できますか?

混泳はお勧めできません。 外国産のエンゼルフィッシュは、国産のエンゼルフィッシュとは異なる病気のキャリアになっています。きちんとトリートメントした後でも、他のエンゼルフィッシュに感染する可能性があります。特に、輸入直後や水質が変わった際に調子を崩しやすいものです。当店では病気の感染を防ぐため、国産、外国産のエンゼルフィッシュを別の温室にて管理しております。

エンゼルフィッシュが産卵しましたが、すぐに食卵してしまいます。

食卵の原因の多くは親魚へのストレスといわれていますが、原因を特定することは大変難しいものです。混泳魚や他のエンゼルの存在、飼育者がのぞき込むといった行動がストレスになっている場合があります。また、オス魚が十分に性成熟していないなど、受精がうまくいかない場合も食卵してしまいます。産卵後はむやみに水換えをせず、餌も与えない方がうまくいくことが多いものです。仲の良いペアであれば、再度産卵を行うので、原因になりそうな要素を取り除き、様子を見てください。

エンゼルフィッシュの稚魚が生まれました。親魚とは模様や柄が異なるのですが…

エンゼルフィッシュはさまざまな改良品種が作出されていますが、どれも完璧に固定された品種ではないため、親魚とは異なる表現型を持つ個体が生まれてきます。

幼魚だったエンゼルフィッシュが成長したらひれの長さに差が出てきました。

エンゼルフィッシュの品種は完全に固定されておらず、ブリードの過程でベールテールとの交配があるとヒレが長くなることがあります。また、成長過程で他魚にかじられたり、高さの低い水槽で飼育していると十分にひれが伸びなくなることがあります。

ワイルドのディスカスと改良品種のディスカスは混泳できますか?

混泳はお勧めできません。ブリードされた改良種のディスカスは、ディスカスエイズと呼ばれる病気のキャリアになっています。きちんとトリートメントした後でも、ワイルドのディスカスに感染する可能性があります。特に、輸入直後や水質が変わった際に発症することがあるので注意が必要です。当店では病気の感染を防ぐため、ワイルドのディスカス、改良品種のディスカスを別の温室にて管理しております。

ディスカスやエンゼルフィッシュはペアでは販売していないのですか?

ディスカス、エンゼルフィッシュはペアの判別が困難なため、ペアでの販売は行っておりません。繁殖を狙う場合は幼魚を複数匹飼育し、自然と形成されたペアを得る必要があります。ディスカスの大型個体は、ペアでの入荷があった場合や、当店で産卵実績のある個体のみペアで販売しております。

ディスカスに黒いバンド状の模様が出てきたのですが、別の品種ですか?

ディスカスは、通常バーチカルラインと呼ばれる黒い横縞を9本持っています。この模様は、他のシクリッドなどでも見られ、魚が警戒しているときに出現します。決して他の品種や病気というわけではありません。ヘッケルディスカスでは体側の真ん中(5本目)のバンドが目立ち、バンドが完全に消失する改良品種もいます。

ディスカスの頭部に黒いシミが出てきたんだけど?

ディスカスの中でもピジョン系の品種は、環境により頭部や体側、背びれや尻びれの後端に黒いシミが出現することがあります。これは品種の特性で、落ち着いた個体ほどよく見られます。親魚のや血統によるものもありますが、少しでも黒いシミを抑えるには明るい環境で飼育する、バックスクリーンを白くする、まめに換水を行うことで抑えられることがあります。

ディスカスが水槽の隅で黒くなっているんだけど?(餌は食べている)

ディスカスは少ない数で飼育していると、おびえて水槽前面に出てこないことがあります。この場合は飼育数を増やす、一旦水槽に暗幕などをかけて落ち着くまで待つと良いでしょう。逆に多くの数を飼育している場合、黒くなっている個体はいじめられている可能性があるので、隔離してしっかりと餌を食べさせて状態の回復を待ちます。いずれの場合もストレスの原因を取り除くことが重要です。

ディスカスが水槽の隅で黒くなっている?(餌も食べない)

ディスカスは気分だけでなく、不調のときも体色を黒くします。体色が黒ずみ、餌を食べない、呼吸が荒い、糞が白いなどの症状が見られた場合は、状態を崩してしまっている可能性が高いです。水質が合っていない、ろ過が十分に効いていない、古い餌を与えていることが原因として考えられます。また、幼魚のうちは水温が低いと状態を崩すことがあるので、30~32℃程度の水温が必要です。

ベタ

ベタはコップで飼育可能ですか?

ベタは水質悪化や低水温にも強く、水面から直接呼吸を行えるため、小さな容器でも飼育可能です。バンコクのファームでもビンに入れて育成を行っています。しかし、小さな容器は水質の悪化が早いため、小まめに少量ずつ水換えを行う必要があります。また、冬季は室内で10℃程度までなら耐えられますが、それ以下になる場合はパネルヒーターなどで加温する必要があります。

ベタのオスが水面でパクパクして泡を吐いています。

ベタはバブルネストビルダーと呼ばれ、繁殖時にオスが泡で巣を作り産卵を行います。十分に成熟し、状態が良い証拠なので安心してください。

ベタのひれがくっついて閉じてしまいました。治りますか?

コップなどの小さな容器で飼育していると、水質の悪化によりひれが癒着して開かなくなることがあります。残念ですが、完全に癒着してしまうと治すことは不可能です。初期であれば水換えだけで治るので、ヒレをたたんでいることが多くなったり、容器の底でたたずんでいる様子が見られるようなら、小まめに水換えをしてください。水換えの際には少量の塩とマジックリーフ(ちぎって入れる)を使用すると良いでしょう。

ベタはけんかするって聞いたけど、他の魚とは混泳できないの?

ベタのオスは、同種間で激しくけんかをします。しかし、他の魚には無関心のため、温和な魚であれば混泳可能です。むしろ長いひれをつつくような種との混泳では、ベタの方がいじめられないように注意が必要です。

ワイルドベタは複数匹で飼育できますか?

一部ではピースフル・ベタ等とも呼ばれていますが、基本的には単独での飼育が良いでしょう。十分な隠れ家とスペースを用意することで、複数匹飼育できる場合もありますが、成長してテリトリー意識が強くなると、やはり闘魚として相手がボロボロになるまで戦うようになります。ベタ・アルビマルギナータやベタ・チャンノイデスは比較的けんかが激しくなく、複数匹での飼育も可能です。

コリドラス

コリドラスはなぜ1匹ずつのパッキングなのですか?

ピグミーやハステータスなどのミニコリや、アエネウスなどのブリード個体を除いて、コリドラスは全て1匹ずつのパッキングとなります。というのも、コリドラスはヒレの棘条(ヒレの硬い部分)からタンパク毒を出すためです。一度に多くの匹数をパッキングすると自ら出す毒で中毒死してしまいます。ゴッセイ、スーパーシュワルツイなど、特に大型で毒の多い種は入荷サイズによっては大きな袋で1匹ずつのパッキングとなるため、梱包材の発泡スチロールも大きなものになってしまいます。より良い状態で生体をお届けするため、ご了承ください。魚に直接触れる際は、棘に刺されないよう十分に注意してください。(鈍痛がする程度で人体には深刻な影響はありません。)

コリドラスの色が薄くなってしまったのですが?

コリドラスの飼育では、魚が映える明るい底砂が人気ですが、この明るい底砂に強い照明を組み合わせて飼育していると、魚の色が抜けてしまうことがあります。コリドラスは色が抜けると戻りづらく、暗い環境で長期間飼育しないと元の色彩に戻りません。明るい底砂でコリドラスの色抜けを防ぐには、レイアウトで大きく影になる部分を作ってあげると良いでしょう。

コリドラスのひげがなくなってしまったのですが?

長期間底砂を掃除をせずに汚れが溜まっている、ガチガチに固まった底砂で飼育していると、ひげがなくなってしまうことがあります。また、角のとがった底砂を使用している場合もコリドラスのひげに傷が付き、細菌性の感染症にかかって溶けてしまうことがあります。底砂の掃除をまめにするか、底砂を角のない細かなものに替えてください。時間はかかりますが、環境を整えることでいずれひげが回復してきます。

コリドラスのノーズが短くなってしまいました。

セミロングノーズ、ロングノーズの種を薄い底砂で飼育していると、ノーズが水槽の底に当たってノーズが短くなってしまうことがあります。十分な厚みの底砂を敷いてあげることで、ノーズもしっかり伸びてきます。

コリドラスが全然姿を見せない。

特にショートノーズのコリドラスやピグミーなどのミニコリは群れることを好みます。飼育数を多くすると、水槽前面まで活発に泳ぐ姿を見ることができます。

コリドラスがフヨフヨと浮いたように泳いでいます。

導入直後で間もないとき、急な水換え、夏場の酸欠などでえらに負荷がかかると浮いたまま泳いでいることがあります。まずは落ち着いた環境を用意し、様子を見てください。改善されない場合は、えらに寄生虫が付いている可能性もあります。0.5%濃度での塩水浴をして様子を見てください。

C‐15、C‐113等、Cナンバーって何ですか?

南米に生息するコリドラスは非常に多くの種類が知られ、そのほとんどが未記載種(学術的に分類されていない種)です。そのため、たくさんの呼び名や流通名が存在し、輸出業者、輸入業者、飼育者の間で混乱が生じていました。そこで、ドイツの観賞魚雑誌『DATZ』を出版するウルマー社が提唱したのが「Cナンバー」です。
このCナンバーにより、多くのコリドラスの判別が簡便になり、世界共通で使われるようになりました。しかし、同種であっても新たな産地から発見されたことにより、新しいCナンバーがつけられたり、新しいCナンバーを付けたら実は同種のオスメスだったり、複数のCナンバーが付いていることも少なくありません。また、新種が年々見つかっているためCナンバーもさらに追加されています。
あくまで便宜上のものなので、完璧ではありませんが、種類の判別に非常に参考になるものとして利用されています。

オトシンクルス

水槽内のコケがなくなってしまいました。どうすれば人工飼料に餌付けさせられますか?

オトシンクルスの長期飼育の最大の難点は、人工飼料への餌付けです。キュウリやほうれん草を与える方法もよく知られていますが、水質を著しく悪化させるので初心者の方にはお勧めできません。 ポイントとして、下記が挙げられます。
●流木、石などのレイアウト物を多くする。
●底砂にソイルを用いる。
●人工飼料を細かく粉状にして与える。
これらの方法は、オトシンクルスが吸い付いているうちに何かしらの餌になりそうな有機物を摂食できるようにし、自然と人工飼料に餌付かせるための方法です。一時的であれば、イトメを与えても良いでしょう。

オトシンネグロの入荷はいつですか?

オトシンネグロはアルゼンチンから輸入されています。アルゼンチンはブラジルなどに比べて魚種が少なく、輸入頻度が少ないため、輸入が途切れることも少なくありません。また、季節によって禁漁期が設けられています。当店でも毎便、数千匹単位で入荷していますが、それでも欠品してしまうことがあります。何卒ご了承ください。

プレコ

飼育していたらひれが裂けてしまいました。治りますか?

特にトリム系のプレコはひれが裂けやすく、自分の胸びれが尾びれに当たって裂けてしまうこともあります。しかし、プレコの仲間はひれの再生が非常に早く、ちょっとした裂けであれば数週間で治ってしまいます。心配な場合は、二次感染を防ぐためにエルバージュなどの抗菌剤を使用して様子を見てください。また、尾びれから紐のように伸びるフィラメントを持つ種は、混泳では大体切れてしまいます。切れても問題はありませんが、しっかり伸ばしたいのであれば単独飼育が良いでしょう。

いつも隠れていて餌を食べているのか分かりません。

プレコはナマズの仲間で基本的には夜行性です。他の魚に取られないよう、消灯前に餌を入れる、毎日同じ場所に餌を落とす、底砂を敷かないか敷いても薄くする、の3点を行ってみてください。こうすることで餌を認識しやすくし、餌付きやすくなります。けんかの少ないペコルティアの仲間であれば、飼育数を多くすることで食いが良くなります。

プレコ同士の混泳は可能ですか?

プレコ同士の混泳は、大型になるロイヤルプレコ、気性の荒いトリム系、マグナム系は混泳には適しません。幼魚のうちは複数匹での飼育も可能ですが、大きくなった個体は激しくけんかをし、お互いの体やひれがボロボロになってしまいます。また、大型個体では大きな水槽、強力なろ過が必要です。しっかりと飼育環境を整えるためにも基本は単独飼育が良いでしょう。
プレコ同士での混泳の場合は、小型種の多いタイガープレコ、ペコルティア系の種や、インペリアルゼブラプレコなどのヒパンキストルスの仲間は、多少の小競り合いはしますが十分なスペースがあれば問題無く混泳可能です。
また、大型個体と小型個体の混泳はお互いが無関心なことが多く、混泳も可能です。

L-066、LDA-022等、Lナンバー、LDAナンバーって何ですか?

南米に生息するプレコは非常に多くの種類が知られ、そのほとんどが未記載種(学術的に分類されていない種)です。そのため、たくさんの呼び名や流通名が存在し、輸出業者、輸入業者、飼育者の間で混乱が生じていました。そこでドイツの観賞魚雑誌『DATZ』を出版するウルマー社が、提唱したのが「Lナンバー」です。また、同じくドイツの観賞魚雑誌『Das Aquarium』を出版しているブリギット・シュメットカンプ社が提唱したのが「LDAナンバー」です。
このLナンバー、 LDA ナンバーにより、多くのプレコの判別が簡便になり、世界共通で使われるようになりました。しかし、同種であっても新たな産地から発見されたことにより、新しいLナンバーがつけられたり、新しいLナンバーを付けたら実は別種の幼魚だったりと、複数のLナンバーが付いていることも少なくありません。また、新種が年々見つかっているためLナンバーもさらに追加されています。
あくまで便宜上のものなので、完璧ではありませんが、種類の判別に非常に参考になるものとして利用されています。

その他熱帯魚

アベニーを飼っていますが、他の魚との混泳は可能ですか?

あまりお勧めできません。 アベニーは淡水フグの中でも比較的温和ですが、それでもフグらしく他魚をかじったりすることがあります。十分な隠れ家とスペースを用意し、ゆったり泳ぐ種(グッピー等)との混泳は避けてください。また、淡水フグはエビが大好物なのでエビとの混泳も向きません。

アベニー、スカーレット・ジェムが人工飼料を食べません。餌は何を与えればよいでしょうか?

アベニー、スカーレット・ジェムは人工飼料に餌付きづらく、冷凍アカムシ、イトメ、ミジンコなどの生餌を主体に与える必要があります。ただし、アベニーは慣らせばクリルなどの人工飼料を食べるようになります。管理が楽になるだけでなく、餌代も安くなるので早めに餌付かせると良いでしょう。クリルだけだと栄養が偏るので、最終的には肉食魚用の人工飼料に餌付かせる必要があります。

淡水フグには定期的に巻貝を餌として与える必要があるのですか?

大型の淡水フグは硬い前歯が成長と共に伸び、伸び過ぎると餌を食べることができなくなってしまいます。定期的にタニシやシジミなどの貝を殻のまま与えることで前歯の伸び過ぎを未然に防ぐことができます。伸び過ぎた場合はニッパーなどで切る必要があります。当店でもタニシやシジミを販売しています。ぜひともメニューに加えてあげてください。

パイプフィッシュ(ヨウジウオ)を飼育したいのですが、餌は何を与えれば良いでしょう。

パイプフィッシュの仲間は人工飼料をほとんど食べません。餌として、湧かしたてのブラインシュリンプやミジンコなどの生餌を与える必要があります。ある程度のサイズになってくると、イトメを食べることができるようにもなります。

石巻貝が水槽に白いツブツブを産んでいますが、卵でしょうか?

カノコ貝の仲間が産む白いツブツブは卵嚢と呼ばれ、この中に卵が入っています。この卵からふ化した幼体は海まで流れ、成長と共に川に戻ってくるため、水槽内では稚貝になって育つことはありません。水槽の景観を損ねるようならスクレイパーなどで落としてしまっても問題ありません。餌になるコケが豊富な水槽では、貝がたくさんコケを食べる反面、たくさん卵嚢を産み付けることがあります。

石巻貝、フネアマ貝がぜんぜん動かないのですが。

カノコ貝の仲間は基本的に夜行性です。水槽の照明を消灯後、様子を見てください。極端にpHが低い水質や、硝酸塩濃度が高い場合、水温が高すぎても活動が鈍くなります。この場合は水換えを行って水質を改善してください。

石巻貝が水槽内ですぐに死んでしまいます。

石巻貝は、水槽内でひっくり返ると起き上がれずに死んでしまうことがあります。壁面を登っているときに突付く魚等がいると、落ちてひっくり返ってしまうことがあるので、見つけたら起してあげましょう。また、ヒーターに直接くっ付いてしまうとやけどにより死んでしまうことがあります。その他、極端にpHが低い水質では長期飼育は困難です。詳しくは「カノコ貝の仲間たち」を参考にしてください。

貝(石巻、タニシ等)の殻の頂点が欠けています。

巻貝の仲間は成長と共に殻の頂点が欠けてしまうことがあります。飼育には何も影響はなく、寿命が短いといったことも特にありません。一部の商品では殻の欠けの少ない個体と、殻の欠けたB品を分けて販売しております。お客様の好みに合わせてお選びください。詳しくは「カノコ貝の仲間たち」を参考にしてください。

カノコ貝が水槽から脱走してしまいます。

カノコ貝の仲間は完全な水中より水際を好み、湿ったところであれば陸上でも生活できます。そのため、オールガラス水槽などではガラス面を登って脱走してしまうことがあります。これを防ぐには水槽にふたをし、わずかな隙間でもふさぐ必要があります。もし、脱走して水槽外に出てしまったら、早めに水槽内に戻してあげれば問題ありません。詳しくは「カノコ貝の仲間たち」を参考にしてください。

二枚貝に適した餌は何かありますか?

二枚貝は微小な生物や有機物をろ過しながら食べるため、水槽内で餌を供給するのが非常に難しい種類です。商品ページ左側の関連商品に効果の見られたものを掲載していますが、いずれも長期維持が可能と断言できるものではありません。当店では屋外でストックし、砂や土から自然発生した微生物に頼って管理をしています。

二枚貝を水槽に入れたのですが、姿を見せず生きているか分かりません。

二枚貝はあまり活動的ではないため、体が隠れるほど底砂が敷いてあると姿の確認が難しくなります。これを防ぐには底砂を薄く敷いたり、プラケースなどに砂と二枚貝を入れて水槽内に沈めると良いでしょう。味噌汁に入れるシジミなどと同様に、死んだ場合はたいてい開いた状態で見つかります。閉じていれば生存していると思われますが、気になる場合は匂いを嗅いでみてください。強い腐臭がした場合は死んでいる可能性が高いです。また、貝の隙間から白い乳液状のものが出ているときも、すでに死んで腐敗している可能性が高いです。二枚貝は死んでしまうと水質を一気に悪化させることが多いので、死んでいるか分からない個体はプラケースなどに移して様子を見てください。

二枚貝をタナゴの産卵用に購入したいのですが、他のタナゴが産卵していない貝を選ぶことはできますか?

恐れ入りますが、こちらについては対応できません。入荷している二枚貝の多くは天然採集個体のため、採集地に生息するタナゴ、ヒガイなどがすでに産卵していることもあります。これらの産卵の有無を確認するためには、二枚貝を開いて解剖するしかありません。

石巻貝やタニシの貝殻にコケが生えている。

タニシや石巻貝は天然採集されているので、貝殻にはコケが生えている場合があります。
茶色や緑の柔らかいコケであれば、複数匹入れておけばお互いの貝殻のコケを食べてしまうため、いずれコケはなくなります。
黒ひげ状の硬いコケの場合は、貝殻を爪などでこすってあげると簡単に取り除くことができます。

フネアマ貝を頼んだら数が足りないのですが?

袋の中でフネアマ貝同士が重なっていないかご確認をお願いいたします。
サイズが異なる個体同士が重なってしまうと、下の個体が見えにくくなっている場合があります。
万が一、数量に不足があった場合はお手数ですが、当店までご連絡くださいますようお願いいたします。

おまけ付き商品の死着や不足は保証対象となりますか?

恐れ入りますが、おまけ付き商品のおまけ分は死着保証の対象外となります。ただし、おまけ分よりも死着数が多い場合は保証対応をさせていただきます。同梱されている死着保証に関する説明書に沿って当店までご連絡ください。
また、数が不足していた場合につきましても、おまけ分を除いた数かそれ以上に入っていた場合は保証の対象とはなりません。あらかじめご了承ください。

ザリガニ・その他生体

ザリガニの触覚や足が欠けてしまいました。治りますか?

触覚や足の欠損は脱皮とともに自然に治っていきます。大きな前脚のハサミを失ってしまっても脱皮と共に生え、最初は小さいハサミですが脱皮を繰り返すうちに元に戻っていきます。繁殖時には前脚のハサミが揃っている方が交尾の成功率が上がります。飼育時にはけんかなどでハサミが取れないよう、十分なスペースと隠れ家を用意してください。

淡水のカニを飼育したいのですが、どのような環境を用意したら良いでしょうか?

淡水性のカニは、おおむね3タイプに分けて飼育環境を用意する必要があります。

・完全水棲タイプ
サワガニやレオパード・クラブなどの水を好むタイプです。ここでは完全水棲と区分しましたが、実際には陸地と水辺が半々になるようにし、カニが水に入りたいときだけ水に入れるようにな環境を用意してあげる必要があります。水棲ガメやザリガニのような感覚で飼育可能ですが、水質の悪化、高水温には弱いのでフィルターの設置が必要です。
・半水棲タイプ
近年紹介されたバンパイアクラブなどがこのグループに属します。湿度を維持できるテラリウムのような環境を作り、水場はわずかに用意すれば大丈夫です。水場は水深を1~2cm程度用意すれば十分で、爬虫類用の水入れやタッパーなどに水を入れてあげるだけでも良いでしょう。また、十分な温度がないと活動が鈍くなるので、冬季はパネルヒーターなどで加温が必要です。
・完全陸棲タイプ
レインボークラブやベンケイガニ、シオマネキ、ヤシガニがこのグループに属します。砂を敷いただけのケージに水場を用意すれば大丈夫です。大型になる種が多いため、水入れは体の大きさに合わせたものを用意してあげてください。また、十分な温度がないと活動が鈍くなるので、冬季はパネルヒーターなどで加温が必要です。

どのタイプも餌は雑食性ですので、甲殻類用の人工飼料やクリルを好んで食べます。また落ち葉やナッツも好んで食べる種が多いので、マジックリーフや殻をむいたピーナッツなどを与えても良いでしょう。また陸棲のカニはしっかりとした殻を作るためにもカルシウム補給できるカキガラやサンゴ砂を餌と一緒に食べさせると良いでしょう。

カニは餌を食い散らかすことが多く、水位の低い環境では一気に水を汚すことになり死亡させやすいです。適切な量の餌を与え、食べ残しが出ないよう十分に注意してください。また、小まめな換水で水質を悪化させないようにしましょう。

カニの仲間は脱走が非常に上手です。フィルターの電源コード、エアーチューブを上ってわずかな隙間からでも逃げることがあります。また大型の陸棲のカニでは軽いふたであれば自らの力で開けて脱走してしまいます。隙間のないしっかりとしたふたを用意する必要があります。

エビ

ヤマトヌマエビが水槽から飛び出てしまいます。

ヤマトヌマエビ、トゲナシヌマエビは歩行能力が高く、湿ったものの上であれば積極的に歩いて移動します。また、活動的になる夜に、水槽から出ているコードやエアーチューブを登って水槽外に出てしまうことがあります。これを防ぐには水槽にふたをし、わずかな隙間でもふさいでおくしかありません。

エビが毎日少しずつ死んでしまいます。

エビの仲間は魚よりも水質や水温の変化に弱く、水槽導入から落ち着くまでに死んでしまうこともあります。基本的には、しっかり水ができ上がった水槽を用意し、念入りな水合わせと十分な酸素と餌の十分な供給がポイントです。 水温が高すぎたり、アンモニア、硝酸塩濃度が高い場合は早急に水質を改善させる必要があります。水合わせはじっくり行い、水合わせ中もエアレーションをしっかりしてあげると良いでしょう。エビは水槽導入後、落ち着くと一度脱皮を行います(自分の体を水質に合わせるため)。この時に脱皮不全を起こしたり、仲間に襲われたりしないよう、十分な隠れ家と足場になるものを用意すると良いでしょう。この脱皮がうまくいけば一度落ち着いて、水槽になじんだといえるでしょう。

エビが一斉に暴れたように泳ぎ出した。

エビにとって有害な物質が水槽に入った可能性があります。水草を入れた直後であれば農薬の可能性があります。また、拾ってきた石や流木には、田畑で使用する農薬や除草剤が含まれている場合があります。室内で殺虫剤を使用してもいけません。原因が分かっている場合は速やかに取り出し、全換水を行って様子を見ます。犠牲を少なくできる場合もあります。

ロックシュリンプの仲間は餌付けるのが難しいと聞きましたが、餌は何を与えれば良いでしょう?

ロックシュリンプは前脚が扇子のようになっていて、水中を浮遊する細かな有機物を食べています。小さなものをこして食べている割に体のサイズは大きくなる種が多く、常時餌を食べられる環境が理想です。水流をやや強めにし、細かく砕いた人工飼料を少量、1日数回与えてください。ブラインシュリンプも最適な餌です。アフリカンロックシュリンプのような体が大きな個体は、底砂を敷かないか、敷いても薄くし、沈んだ人工飼料を餌として認識させるようにした方が良いでしょう。

テナガエビは他の魚やエビと混泳できますか?

混泳はお勧めできません。 テナガエビの仲間は夜行性で、夜になると寝ている魚を襲ってしまいます。ひれなどに切れた跡があれば、間違いなくテナガエビに攻撃された証拠です。また、ヌマエビ等も素早い動きで捕らえて食べてしまいます。テリトリー意識が強いため、同種間でも争いをしてハサミが取れたりしてしまうことが多いです。基本的にはザリガニと同様に、十分なスペースと隠れ家がないと混泳は難しいです。

ビーシュリンプの色揚げには何が効果的ですか?

各メーカーから売り出されているエビ用の餌には、さまざまな色揚げ成分が配合されていますが、白の発色にはカルシウム、マグネシウムなどのミネラル分、赤の発色にはアスタキサンチン、ルテイン等のカロテノイド系色素が有効だといわれています。また、個体によっては成長に伴い、体色が色あせてしまうこともあります。この場合は、当店で扱っているハイグレードの個体や有名ブリーダーの個体を導入して累代を重ねていけば、より発色の良い個体が維持できるようになるでしょう。

ビーシュリンプを殖やすには?

繁殖を目指す方には単独水槽のご用意をお勧めします。たとえ小型魚であっても、稚エビは捕食されてしまう危険性があります。例外として、オトシンの仲間はあまり繁殖に影響しないようです。弱酸性のこなれた水でペアを飼育していれば、比較的容易に抱卵を確認することができますが、メスは脱皮の際に抱卵するので、ミネラル不足で脱皮不全に陥らないよう注意が必要です(オスはスマートな体型、メスは腹部に丸みを帯び、頭部と腹部の付け根に卵巣を持ちます)。また、稚エビは人工飼料に餌付きづらいため、流木や水草を用意し、有機物を十分に摂取できるようにしておくと良いでしょう。水質の悪化は致命的ダメージを与えます。小まめに少量の換水を行うようにしてください。

チェリーレッドシュリンプやレッドファイアーシュリンプにオスが入っていません。

チェリーやレッドファイアーは一般にメスの方が色が濃く、オスの方が色が薄いことがほとんどです。そのため、観賞価値の低いオスは流通量自体も少ないのが現状です。当店では色の濃い個体を希望されるお客様が多いため、極力色の濃い個体から出荷させていただいております。そのため、メス個体の比率が高くなってしまい、オス個体が入らないということもあります。色が薄くてもオス個体が欲しいと希望される方のために、ペアでの販売も行っています。ぜひそちらをご検討ください。

スラウェシ産のトゥティビューティ・シュリンプやホワイトグローブ・シュリンプはビーシュリンプと混泳できますか?

スラウェシ産のエビは飼育に適した水質がビーシュリンプと異なるため、混泳はお勧めできません。ビーシュリンプが弱酸性の水質を好むのに対し、スラウェシ産のエビは弱アルカリ性の水質を好みます。底砂もビーシュリンプに適した弱酸性に調整するソイルではなく、pHを下げないソイルやサンゴ砂などの方が良いでしょう。

スラウェシ産の淡水エビを繁殖させたいのですが?

スラウェシ産のエビは、現状では継続して繁殖させることが大変難しいようです。輸入時に抱卵している個体から稚エビを得るのは容易ですが、継続して抱卵、ふ化に成功した例はあまり聞きません。比較的繁殖が容易なのは、ホワイトグローブ・シュリンプ、ポソブルーテール・シュリンプの2種類で、当店でも継続して繁殖させることに成功しています。

ブルー系のゼブラシュリンプの青味が抜けてしまいますが?

ブルー系のゼブラシュリンプは、飼育環境をしっかり整えてあげないと美しい色彩を維持することができません。pH7.5程度の弱アルカリ性の水質で飼育することで美しい青味を見せてくれます。また、餌にも注意が必要です。熱帯魚用の色揚げ成分の多い餌を与えると赤みが強くなっていき、くすんだように見えてしまいます。

シャドー・シュリンプに黒いシミのようなものが見られるのですが?

シャドー系のエビは、色が濃いもの同士を選別、交配してきた結果、黒いシミのような模様が見られます。一般に黒い色が入っている個体ほど色彩が濃く、良グレードとされています。

ビーシュリンプと混泳可能な魚はいますか?

基本的に魚はエビが好物ですので混泳には適しません。エビを捕食できない形状の口を持つ、オトシンクルスの仲間は混泳可能です。

ホロホロ・シュリンプは純淡水で飼育可能ですか?

純淡水での飼育は不向きです。1:3(海水:真水)~1:1(海水:真水)の汽水を用意してあげると良いでしょう。人工海水からわざわざ作るのが面倒な方には、汽水に調整した「足し水くん」もあるので、ぜひご検討ください。

エビの頭に小さな白いひげみたいな生き物がいる。(エビヤドリツノムシ)

チェリーレッドシュリンプなど、一部の淡水エビの頭部や触覚に付着する白い小さなひげのような生き物はエビヤドリツノムシです。主に淡水エビに寄生する寄生虫で、近年輸入される淡水エビに多く見られます。エビ自体には直接的な害は無いものの、エビ同士の触覚が触れた際などに他のエビに移動し、殖えすぎると美観を損ねます。駆除には0.5%塩水浴が有効ですが、完全な駆除は難しく、複数回行う必要があります。また、リスクは伴いますが、高濃度の塩水にさっとくぐらせたり、スポイトで直接吹き付けると確実に駆除できます。
こちらの製品で、エビにダメージを与えずに駆除できるようです。

当店でもトリートメント期間中に駆虫を行っておりますが、完全な駆除には至っておりません。できる限り駆除した個体からの出荷となることをご了承ください。

エビの背中にオレンジのつぶつぶが見える。(ネクタリン寄生虫)

ミナミヌマエビの背中にオレンジのつぶつぶに見えるのはネクタリン寄生虫です。淡水エビに寄生する寄生虫で、国内外から入荷するエビに見られます。過去には、オレンジバックシュリンプ、ピンクバックシュリンプ等の名称で流通しています。まだまだ詳しいことは分かっていませんが、エビ自体には特に影響が無いようです。おそらく淡水エビは中間宿主で、エビを食べた魚、その魚やエビ自体を食べた鳥類・哺乳類に寄生するといわれています。現状では駆除の手段は無く、エビ自体を処分するしかありません。
当店でも見つけ次第処分を行っておりますが、完全な駆除には至っておりません。できる限り寄生していない個体からの出荷となりますことをご了承ください。

ヤマトヌマエビを頼んだらミナミヌマエビが届いた。/ミナミヌマエビを頼んだらヤマトヌマエビが届いた。

当店では誤納を防ぐため、ヤマトヌマエビとミナミヌマエビをストックしている施設が異なります。
また、入荷も別の仕入れ元から入荷しているため、通常は混ざったりすることはありません。
ヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビは季節や入荷ロットによってサイズに差があるため、小さめのヤマトヌマエビと大き目のミナミヌマエビを見間違いされるお客様が多いです。
下記の点をご確認ください

・尾扇(尻尾)の両端に青いスポットがある → ヤマトヌマエビ
・体側に赤いスポットが多数ある → ヤマトヌマエビ

なお、万が一誤納していた場合は速やかに対応させていただきます。
大変お手数ですが、画像をご用意いただき、当店までご連絡ください。

ミナミヌマエビとヤマトヌマエビの違いが分かりません。

外見や性質に下記のような違いがあります。

最大サイズ
・ヤマトヌマエビ 大きい メスは最大6cm
・ミナミヌマエビ 小さい 最大3cm

外見
・尾扇(尻尾)の両端に青いスポットがある → ヤマトヌマエビ
・体側に赤いスポットが多数ある → ヤマトヌマエビ
・背中に太い線の模様がある → ミナミヌマエビ

コケ取り能力
・ヤマトヌマエビ 高い 力が強く、水草を食害したり引き抜いたりすることがある。
・ミナミヌマエビ 低い 数を多く入れた方が良い。

繁殖
・ヤマトヌマエビ 不可 汽水~海水環境が必要です。
・ミナミヌマエビ 可能 水槽内でもよく殖えます。

水質適応力
・ヤマトヌマエビ 高水温、低pHに弱い。
・ミナミヌマエビ 極端に低いpHには弱いが、水温、水質に幅広く順応。

ミナミヌマエビの水が冷たい。

当店では、ミナミヌマエビは温室ではなく、屋外施設にてストックしております。
そのため、冬季には発送する水も冷たくなっております。
また、夏期は酸欠予防のため、保冷剤で冷やして発送しております。
お客様の水槽へ導入の際はしっかり水合わせを行ってください。
数が多い場合やグラム売りをご購入の場合は、水合わせ中にエアーレーションも行ってください。

エビの腹部に卵ではなくふさふさとしたものが見える。(エビヤドリモ)

チェリーレッドシュリンプなど、一部の淡水エビの腹部に付着するモサモサとしたものはエビヤドリモです。主に淡水エビに寄生する寄生藻で、近年輸入される淡水エビに多く見られます。エビ自体には直接的な害はありませんが、抱卵には影響するものと思われます。また、脱皮をしても取れることはなく、根本的な駆除の方法は今のところ確立されていません。
当店でもトリートメント期間中にエビヤドリモの付着した個体は選別しておりますが、完全な駆除には至っておりません。できる限りエビヤドリモの付着していない個体からの出荷となりますことをご了承ください。

金魚

金魚同士の混泳はできますか?

混泳はお勧めできません。 金魚は、中国産金魚や国産金魚、国産同士でも養魚場やブリーダーにより異なる病気のキャリアになっている場合があります。混泳させてしまうと、抗体を持っていない方の品種に病気が感染したりすることがあります。金魚同士で混泳させる場合は、しっかり様子を見て入念にトリートメントを済ませた個体同士で行うと良いでしょう。当店でも病気の感染を防ぐため、養魚場、品種ごとに完全に独立した水槽、池に分けて管理を行っております。

冬になったら琉金がひっくり返ってしまいました。転覆病でしょうか?

琉金やピンポンパールなど丸みのある金魚は、水温が低下する冬季にひっくり返ってしまうことがあります。水温を上げることでたいていの場合は改善します。また、脂肪分の少ない餌を与えることでひっくり返りにくくなります。

金魚の頭に白い出来物ができたのですが、何か病気でしょうか?

ランチュウやオランダのように肉瘤(にくりゅう)の発達する品種や、老成した金魚は頭の脂肪分が浮き出て白くなる場合があります。病気ではないので心配をする必要はありませんが、冬場に起きやすいことなので白点病ではないかよく観察してみましょう。まれに体表から吹き出る場合もあります。

金魚の片目だけ真っ黒なんですが、病気でしょうか?

病気ではありません。透明鱗の金魚によくあることですが、普通は銀色をしている目の縁の部分が透明になっているものです。これは個体差であって、モザイク透明鱗がみられるのと同様に、透明鱗の品種が必ずしも両目とも黒目になるわけではありません。中には、両目とも普通の個体も見られます。

えらぶたや、胸びれに白いブツブツができています。白点病でしょうか?

よく観察して、それ以外の所に確認できないようなら白点病ではありません。これは、“追星”といって成熟したオス個体にのみ見られるものです。早いと明け2歳から確認できますが、春先や秋口の繁殖シーズンに特に顕著で、繁殖のスイッチが入ったオスに出るものです。こういった個体は、メスをしきりに追い回したりするのでメスが弱ってしまうようなら落ち着くまで隔離することをお勧めします。

金魚の繁殖をしてみたいのですが、どのくらいの大きさに育てば親になりますか?

サイズでは判断し難いですが、年齢でいえば明け2歳から繁殖行動を始めるようになります。ただし、適性年齢というわけではないので、しっかりと体ができている前提です。親に使う個体は、あらかじめ選定して前年からしっかりと飼い込む必要があり、特に冬場の管理には気を使いましょう。詳しくは、「金魚を殖やすという楽しさ」を参考にしてください。

ふんに気泡が混ざっていたり、白くて細長いふんが出るんですが・・・

気泡が混ざっている場合は、大半が大量の空気を一緒に体内に取り込んでいる場合が考えられます。浮上性の餌はその特性上、餌自体に空気が多く含まれている上に、水面で金魚がパクパクと食べるので空気を取り込むことが多くなります。品種的に問題がなければ、沈降性の餌に切り替えることをお勧めします。また、白く細長いふんをする場合は、何かしら消化不良を起こしている場合がほとんどです。季節や水温に合った餌を与えるようにして様子を見ましょう。状態を崩している個体に無理に餌を与えることも消化不良の原因になりますので、数日間は餌切りをしてください。

金魚を買ってきたらすぐに餌を与えない方が良いと聞きますが、それって本当に大丈夫なの?

極端に痩せている場合を除いて問題はありません。しかし、金魚やフナ等は体の構造上、胃がないので消化の効率が周囲の水温などの環境によって大きく変わります。導入時や環境の変化で免疫力などが一時的に下がるため、いきなり餌を与えてしまうと消化不良を起こしたり、転覆してしまったりとさまざまなリスクが生じます。2日程度トリートメントをかねて様子を見てから、餌を与えるようにすると良いでしょう。

金魚にヒーターは必要ですか?

外国から輸入される金魚は年間を通して暖かい環境で育てられているため、ヒーターを入れた方が安全に飼育できます。特に、ピンポンパールなどは国産でもない限りヒーターは必須です。国産の金魚も、屋内での飼育の場合はヒーターで管理した方が転覆病のリスクも減って飼育は楽になります。一方で、年中暖かい環境で飼育することにより繁殖しづらくなったり、ひれが大きく伸びすぎたり、体型を崩したりする原因にもなります。ヒーターを入れる場合は、冬場でも15~18℃の設定で飼育すると良いでしょう。また、金魚はヒーターでやけどをしやすいので、必ずヒーターカバーをしましょう。

金魚に熱帯魚の餌を与えても良いですか?

金魚には金魚専用の餌を与えてください。
熱帯魚の餌は脂肪分が多く含まれていることがあり、冬季に活動が鈍る金魚に与えると転覆病などのリスクになります。
また、金魚は胃がないため、消化吸収に優れる専用の餌を与えてください。

塩浴時に粘膜剥離やそれによる状態不良の可能性はありますか?

0.5%濃度で塩水浴を行った場合であれば、粘膜剝離を起こすことは考えにくく、塩の添加量を間違えてしまった、純淡水に戻したときのストレスなどで状態を崩している可能性が考えられます。ご注意ください。

メダカ

外の睡蓮鉢でメダカを飼育しているんですが、冬場もそのままで大丈夫ですか?

基本的にはそのままで大丈夫です。極端に水量の少ない鉢や、さら水の場合は越冬できない場合がありますが、夏頃から管理・維持されている、ある程度水量のある鉢であれば問題はありません。冬場はメダカたちも餌をほとんど食べずに活動をしなくなります。環境の変化で調子を崩すことが多いので、不用意な水換えなどは避けましょう。

塩水浴時に粘膜剥離やそれによる状態不良の可能性はありますか?

金魚の項目にも記載がありますので、こちらをご確認ください。

日本産淡水魚

地元で保護されている魚が販売されていますが・・・

日本産淡水魚の中には、地域によって保護対象になっている種も少なくありません。当店では、保護対象地域から採集された魚の入荷は行っておりません。正規のルート、保護対象外地域からの生体のみ入荷しております。当然のことながら、天然記念物については一切の販売を行っていません。日本産淡水魚は、生息地域特有の気候や河川環境に合わせて独自性を持つ種も見られます。その地域固有の遺伝子を汚染しないためにも、当店でご購入いただいた日本産淡水魚たちをむやみに川に放流しないでください。

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